赤色艇と青色艇がペナルティーを課せられる。青色艇はフィニッシュ・マークをフェッチできる。それゆえに規則20.1(c)によって赤色艇はタックするためのルームを求めて声をかけてはならない。そうする場合赤色艇は規則20.1(c)に違反する。もし赤色艇がルームを求めて声をかけたならば、規則20.2(b,c)は青色艇に、タックする、または直ちに「ユー・タック(タックせよ)」と答えるのいずれかで、またその後ルームを与えることによって、応じることを要求している。青色艇はこうすることに失敗した。フィニッシュ船はまたマークであり、赤色艇は規則18.2(b)によってマークルーム<Mark-Room>を得る資格がある、しかしこのケースにおけるマークルームはタックするためのルームを含まない。それゆえに赤色艇は規則13および規則20.1(c)に違反したためペナルティーを課せられ、また青色艇は規則20.2(b,c)に違反したためペナルティーを課せられる。