赤色艇は  規則10(反対のタックの艇)にしたがって避けなければならず、青色艇の前を通過した。青色艇はベア・ウエイした。しかし、特にぎりぎりの進路ではないので、回避の動作をとることは必要ないと思われる。それゆえに赤色艇のコースは容認され、抗議は却下される、そしていずれの艇もペナルティーを課せられない。Case 50も参照。しかし赤色艇(ポート)は青色艇(スターボード)の前をこのように近く横切ることによってあえて大きなリスクを冒している。